国立国際美術館

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HOMEコレクション&リサーチ中之島映像劇場アーカイブ

過去に当館で開催してきた中之島映像劇場についての情報をまとめています。上映会で配布した資料の一部、講演、シンポジウムの記録なども随時アップしていく予定です。

中之島映像劇場について

「中之島映像劇場」は、東日本大震災の2週間後である2011年3月26日、27日の日程で、第1回の上映会「美術と映像:戦前から戦後へ」を実施し、はじまりました。
国立国際美術館では、かつての万博記念公園にあった旧館の時代から映像作品の収集を進め、展示会場での映像上映を行ってきた歴史があります。2004年に中之島に移転してからも、地下1F講堂で定期的な上映会を開催してきました。そして、2011年からは名称を「中之島映像劇場」に定め、年2回のペースで、国内外で製作された実験映画や個人映画、アニメーション、ドキュメンタリー作品などをとりあげ、上映機会の少ない稀少な映像を含む作品群の上映の場を維持してきました。映像を観るだけでなく、作品の解説や資料の作成にも力を入れています。
現代社会では、映像はコミュニケーションを媒介する手段として、われわれの生活環境を取り囲んでいます。日常に溢れかえるイメージの喧騒から距離をおき、映像表現の可能性を過去の作品から再発見すること、また未来の映像文化を予示するための場を、中之島映像劇場では築いていきたいと考えています。

田中晋平(元国立国際美術館客員研究員)

過去の映像劇場

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