コレクション 2

会期: 2006年7月29日~9月18日

1.欧米の近代美術
20世紀前半は美術の歴史を書き換える実験と創造に満ちた時代でした。19世紀の印象派から出発し近代絵画の基礎を築いたセザンヌから、キュビスムをはじめ新しい絵画表現を大胆に展開したピカソと抽象絵画の先駆者カンディンスキー、シュルレアリスムの代表的画家エルンストまで、ここでは欧米の近代美術の名品を紹介します。

2.現代の彫刻
人体を連想させる有機的な抽象形態があふれる生命力を表現するムアの彫刻。作者自身が子どもの頃に使っていた品々を復元することで、人間の過去の記憶について考えさせるボルタンスキーの作品。市販のタイルを使って自らの身体をシンプルに表現したレイノー。20世紀に展開したさまざまな立体表現を振り返ります。

3.安斎重男:美術家たちの肖像
写真家安斎重男が撮影したアメリカの美術家たちの肖像を紹介します。安斎は1970年代以降世界中をまわり、美術家の制作風景や展覧会場、パフォーマンスやインスタレーションなどさまざまな現代美術の現場に立ち会い写真に記録してきました。今回はその中からセ
ラやウォーホルら、会場に展示されている作品の作者6人の写真を選びました。

4.戦後アメリカ美術の展開
激しいタッチで絵具の物質性を強調したデ・クーニングらの抽象表現主義はアメリカ型抽象美術の誕生を告げるものでした。一方1960年代後半のミニマル・アートは、作者の主観的な表現を排除し絵画や彫刻を最小限の要素に切りつめました。セラやスミッソンは素材の物質性や行為の痕跡を作品化することで、戦後アメリカ美術が定期した問題に独自の解釈を試みました。

5.荒川修作 / 草間彌生 / 桑山忠明
文字と記号を用いた絵画で自らの思考の過程を表現する荒川修作。水玉や網目が無限に増殖していく作品にいって独自の内面世界を探求する草間彌生。明快な色面を組み合わせた絵画でミニマル・アートを追究する桑山忠明。1960年前後からアメリカに拠点を置いて活躍する3人の日本人作家を紹介します。

6.ネオ・ダダからポップ・アートへ
抽象表現主義に続く動向として1950年代の後半から注目を集めたのがジョーンズとラウシェンバーグによるネオ・ダダでした。アメリカ国旗や新聞雑誌の写真画像などを取り込んだ二人の作品は、1960年代のポップ・アートに影響を与えました。マス・メディアから流される日常的イメージを引用するウォーホルやリキテンスタインらの作品は、高度な消費社会を実現したアメリカの現実を反映しています。

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