コレクション 1

会期: 2004年11月3日~2005年4月17日

1.パブロ・ピカソ
初期の代表作《道化役者と子供》、キュビスム期の《ポスターのある風景》、大胆な筆致による後年の《肘掛椅子に坐る裸婦》の三作品を展示。

2.セザンヌと20世紀初頭の美術
ポール・セザンヌをはじめ、抽象絵画の父と呼ばれたヴァシリー・カンディンスキー、パリで交流のあったジュール・パスキンと国吉康雄、さらにシュルレアリスムの画家マックス・エルンストとユニークな箱の作品で知られるジョゼフ・コーネルを紹介。

3.欧米の現代絵画
人物を逆さに描く絵で注目されたゲオルク・バゼリッツ、写真を使うなど独自の絵画を描くゲルハルト・リヒター、大画面に圧倒されるアンゼルム・キーファーといったドイツの画家に加え、アメリカのスーザン・ローゼンバーグやイタリアのエンツォ・クッキを紹介。

4.戦後アメリカの絵画
色面それ自体の存在が際立つバーネット・ニューマンをはじめ、マーク・ロスコやマーク・トビーの繊細な画面、矩形の色彩がリズミカルなフランク・ステラ、さらに単純な横縞ながら静穏で典雅なアグネス・マーチンの絵画を展示。

5.ポップ・アート
マリリン・モンローのシルクスクリーンの作品でも知られるアンディ・ウォーホル、人体から直接型どった人物像で都市風景を切り取って見せるジョージ・シーガル、その他ロイ・リキテンスタインや日用品を作品に持ち込むジム・ダイン、エドワード・キーンホーツを紹介。

6.ビュレン、ジャド、河原温
縦のストライプによるインスタレーションで知られるフランスのダニエル・ビュレンの初期絵画、アメリカの彫刻家ドナルド・ジャドの壁に規則的に並列された重厚な作品、日付絵画で独自の世界を構築する河原温を展示。

7.戦後ヨーロッパの美術
子供の絵を高く評価したフランスの画家ジャン・デュビュッフェをはじめ、カンバスを切り裂くイタリアのフォンタナ、梱包芸術で世界的に有名なクリストの初期の《梱包された缶》など戦後ヨーロッパの動向を簡潔に紹介。

8.もの派
1960年代末頃から、石、木、鉄板、土など生の素材をほとんど加工せず提示する、いわば状況そのものが作品であるような傾向が顕著に現れた。後に「もの派」と命名されたが、その動向の理論的支柱が李禹煥であり、小清水漸、榎倉康二もその流れに位置づけられる。

9.反芸術的動向
芸術と日常のはざまで独自のオブジェを生み出してきた作家を中心に展示。耳を作り続けた三木富雄、鳥籠の作品で知られる工藤哲巳、日用品を樹脂で固めた中西夏之、ユーモア感覚あふれる岡崎和郎、戦死公報に今の時代の危機をも感じさせる村岡三郎など。

10.戦後日本の美術
戦後美術は、抽象とリアリズムのあいだで大きく揺れ動いた。また関西の具体美術の動きも無視できない。山口長男や難波田龍起の抽象絵画、電動ドリルで画面を作った斎藤義重、横線だけで独自の抽象絵画を追求した山田正亮、早世した石井茂雄の痛々しい絵、さらに吉原治良、白髪一雄、元永定正ら具体の面々を紹介。

11.1980年以降の日本の絵画
中西夏之から丸山直文まで、世代も作風も異なるものの、いずれも絵をあらためて見直そうという画家の一群。当館で近作展を開いた作家を中心にまとめた。辰野登恵子、松本陽子、堀浩哉、東島毅、小林孝亘、O JUN、日高理恵子など。

12.近現代の彫刻
イタリアのジャコモ・マンズー、マリノ・マリーニ、スイスのジャン・アルプ、アメリカのイサム・ノグチ、人物像を独自の木彫に仕立てるドイツのシュテファン・バルケンホール、日本の舟越桂、チェンソーで木を切り刻む戸谷成雄などを展示。

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