芸術が都市をひらく -フランスの芸術と都市計画

会期:1990年8月25日~9月24日

都市空間づくりの先進地であるフランスでは、既成の空間に彫刻を配置するという日本のこれまでの通念を超えて、都市の再開発や新都市の建設という大規模なプロジェクトに際し、彫刻家が中心的な役割を果たすようになってきている。本展はその成果の中から、日本人作家を含む現代作家15名の27プロジェクトを選び、模型やドローイング、写真、設計図等で紹介するものであった。パリをはじめ各都市の改造・開発の構想や実現の様子は、単に目先の修正や小手先のデザインではない、人間味のある迫力と魅力を備え、人と環境の接点の豊かな明日に賭ける行政サイドの意気込みを見せている。都市における芸術の新たな姿について、そして都市計画の将来について、多くの示唆を読みとることができよう。

  • 入場者:総数7,464人(1日平均276人)
  • 主催:国立国際美術館/「芸術が都市をひらく」展実行委員会/フランス文化省
  • 新都市中央グループ事務局
  • 後援:建設省/外務省/国土庁/文化庁/フランス大使館/住宅都市整備公団/国際交流基金/朝日新聞社
  • 協力:NHKエンタープライズ/NHKクリエイティブ/空間造形コンサルタント
  • カタログ:「芸術が都市をひらく−フランスの芸術と都市計画」
    30.0×22.5cm/180ページ/カラー140点、白黒95点
    [論文]日本における展覧会開催の意義(匠秀夫)/都市計画と彫刻−揺れる近代のユートピア(アラン・ジェフロワ)/芸術による都市空間の創造(鈴木博之)/空間の形而上学(モニク・フォー)/芸術と新都市−必然的かつ複雑な出会い(ジルベール・スマジャ)/日本の都市環境デザインの現状と問題点(加藤源)/日本各都市における都市づくりと芸術・デザイン(国吉直行)/芸術と都市の引出し・フランスから日本へ(村田慶之輔)/芸術としての都市計画−歴史的再検討(土居義岳)/日本における都市計画の伝統(玉井哲雄)/都市空間形態と日本近代都市計画(石田頼房)/フランスの都市史年表/日本の都市史年表/文献/用語解説
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