国立国際美術館では、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校のみなさんそれぞれの来館目的、希望、条件などになるべく寄り添いながら、美術館と学校が協力して、子どもたちがより主体的に関われる鑑賞活動、美術館活用を目指しています。事前打ち合わせで学校生活の様子などを聞かせていただいた上で、オリエンテーション、ギャラリートーク、鑑賞サポートツールなどの鑑賞プログラムを組み合わせ、子どもたちの積極的な活動を引き出せる内容にしていきます。
お申し込み/ご利用の流れ
1カ月前までに学校の先生から教育普及担当までお電話ください。
※旅行代理店によるお電話はご遠慮ください。
TEL 06-6447-4680(代)
平日10時〜17時
学校名、お名前、学校団体鑑賞に関するご相談・お申し込みであることをお伝えください。
来館決定団体には、2の申込用紙ダウンロード用パスワードをお知らせします。
※予約が混み合う場合がありますので、3カ月前までのご連絡をお勧めします。
※日時によっては、ご希望に添えない場合もありますので、ご了承ください。
当館から受付完了書をFAXします。
1週間たっても当館からFAXが届かない場合には、お手数ですがご連絡ください。
鑑賞日当日は、受領された受付完了書を1階受付にご提示ください。
下見と打ち合わせ
下見と打ち合わせをお願いします。
先生方による対象となる展覧会の事前鑑賞は、鑑賞コースの確認とともに、当日の子どもたちの動きを円滑にし、鑑賞活動をより効果的にします。打ち合わせで鑑賞当日の取り組み内容の詳細も決定します。下見は無料です。
※下見は鑑賞を予定している展覧会の開催中にお願いします。
※何らかのご事情により、下見と打ち合わせにご来館できない場合は、お電話でご相談ください。
事前指導・授業
事前に鑑賞マナーについて必ずご指導ください。また、展覧会や作品に対して子どもたちが興味を持ち、より主体的な鑑賞活動を生み出せるよう、事前授業をできるだけ行われることをお勧めします。事前授業の内容については、打ち合わせの際にどうぞご相談ください。
鑑賞活動当日
1階受付で学校名と人数(子どもたちの人数と引率者数)をお伝えください。その後、講堂または展覧会場に移動していただきます。
鑑賞活動後
当日の感想、子どもたちの感想、事後授業の様子などを、ふりかえり用紙にご記入の上、FAXしてください。学校・美術館の交流を図り、今後の活動の改善につなげるために、どうぞご協力ください。
FAX 06-6447-4698(学芸課)
幼稚園・保育園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校 団体観覧料
コレクション展:高校生以下と引率教員は無料です。
企画展:幼保・小・中・特別支援学校生と引率教員は無料です。
※高校生と引率教員は企画展により異なります。
※手帳をお持ちでない特別支援学校高等部生は、企画展によっては有料になります。
鑑賞マナー指導のお願い
美術作品は貴重な文化財であり、後世に受け継いで行く必要があります。また、美術館には作品鑑賞を楽しみに来られている多くの来館者がいらっしゃいます。作品を大切にすること、他の来館者の気持ちになること、この2つの点を美術館で作品を楽しむために不可欠なルールとして子どもたちに徹底してくださいますようお願いします。「~しない」という注意だけでなく、子どもたちがその理由を理解できるように、どうぞご指導ください。
- 作品には触らない
- 作品に触ることにつながることはしない。
- 作品に極度に近づく、作品の間際を指差す、作品に鉛筆などを向けることは危険です。
- 展示台、壁には触らない
作品が落下する原因となり大変危険です。 - 展示室内でのメモ書きは鉛筆のみご使用ください
作品保全のため、シャープペンシル、ボールペン、消しゴム等は使用できません。 - 騒がない
作品や美術館について、子どもたち同士や先生との小さな声での会話は歓迎しますが、他の来館者の鑑賞の妨げになるような大きな声での会話は控えてください。 - 走らない
子どもたちが転倒したり、作品や他の来館者にぶつかったりする危険があります。
よくある質問
昼食場所
館内にはありません。多くの学校が美術館入り口近くの広場を利用しています。
撮影
学校関係者による記録撮影の場合は、腕章着用、フラッシュなし、三脚なしで撮影いただけます。事前にお申し出ください。なお、作品の一点撮り、子どもたちの活動風景が入らない撮影などはご遠慮ください。
模写
ワークシートなどへの、学習目的での簡単な模写は許可しています。その場合、鉛筆のみご使用いただけます。シャープペンシル、ボールペン、消しゴム等はご使用いただけません。
美術館での鑑賞に興味はあるが、具体的な予定が立っていないとき
どのようなご質問、ご相談でもお気軽にご連絡ください。
TEL 06-6447-4680(代)教育普及担当まで ※平日10時〜17時
教員研修
「先生のためのプログラム」をご覧ください。
『Social Story はじめて美術館にいきます。』国立国際美術館版
発達障害の方をはじめ、美術館にはじめて訪問する方、利用することに不安を感じる方々に向けて、どなたでも美術館を楽しみながら過ごすことができるよう、わかりやすく説明しています。
ご来館の検討時やご来館前のご準備にご活用ください。
下記よりPDFファイルをダウンロードできます。
無料配布もしています。ご希望の際には、ご連絡ください。
TEL 06-6447-4680(代)教育普及担当まで ※平日10時〜17時
『Social Story はじめて美術館にいきます。』