2月10日に、先生のための鑑賞プログラム2022 「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」 ~ティーチャーズ・デイ~を開催し、幼保小中高特別支援学校の先生44名にご参加いただきました。 本プログラムは、幼保・小・中・高等・特別支援学校の先生方を対象に事前に申し込まれた教職員ご本人に限り、「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」(以降、ピカソ展)と同時開催中の「コレクション2 特集展示:メル・ボックナー」を自由にご鑑賞いただき、美術館へのご来館を検討されている先生、美術館活用方法をお知りになりたい先生には相談会に立ち寄っていただける会です。 現在開催中のピカソ展の会場では、熱心に作品を鑑賞しながら解説もあわせて熟読し、メモする姿が多く見られ、なかには音声ガイドも利用されている先生もおられました。 講堂で開催した相談会へは6名の方にお立ち寄りいただきました。ご自身の担当する学年を引率してくるとしたらどのような内容が可能なのかといったご質問から、教科を横断するような内容でどのように美術館が活用できるのかといった相談、教員志望の学生に向けて、教員になる前から美術館という選択肢を知ってもらう機会があれば作っていきたいとお話に来てくださる先生もいらっしゃいました。 当館では、学校そして子どもたちに寄り添いながら、より充実した美術館での活動が行えるよう、「先生のためのプログラム」(※)を定期的に開催しています。またこのプログラムは、美術館にとっても教育現場の現状を知り、先生方のニーズにあわせてどのようなプログラムが可能なのか検討する貴重な機会でもあります。互いを知ることからはじめ、子どもたちにとって、よりよい美術館体験を創り出していきたいと感じています。 ご来館いただいたみなさん、ありがとうございました。今回のようなプログラムを開催していない期間でも、ご来館を検討するにあたって、ご質問等があればお気軽に教育普及室までお問い合わせください。またのご来館、お待ちしております。[K.Y] 先生のためのプログラムに関する詳細はこちらから スクールプログラムお問い合わせ先 国立国際美術館 教育普及室 電話:06-6447-4680(代)平日10時〜17時