11月16日に大阪市立大領中学校2年生83名が来館されました。
ほとんどの生徒さんが国立国際美術館への来館が初めてということで、先生が、事前学習では、『国立美術館アートカード・セット』(※1)を使って、作品に描かれているものの特徴をつかむゲームを通して美術館での鑑賞に慣れる機会を設けてくださいました。
今回は、大阪市内をめぐる班別活動の一環として来館され、冒頭のオリエンテーションでは2グループに分かれて、美術館の建物や歴史、そして「すべて未知の世界へ ― GUTAI 分化と統合」展の紹介を受けました。
その後、展示室で『アクティヴィティ・ブック』(※2)を使って、それぞれのペースで鑑賞していきました。田中敦子《地獄門》(1965-69年)を見て、展示されている作品の中で「一番爆発的!」と驚いている生徒さんもいました。大きな画面に描かれた沢山の丸、そして丸の間や上を縦横無尽に走る無数の線に圧倒されているようでした。
班別活動後、大阪の各地を紹介するパンフレットを作成されるとのこと。国立国際美術館での体験を踏まえて、美術館についてどんなふうに紹介してくださっているでしょうか。
大阪市立大領中学校2年生のみなさん、ご来館ありがとうございました。次回もお待ちしています。[S.S]

