10月28日(金)に、「先生のための鑑賞プログラム2022『すべて未知の世界へ ― GUTAI 分化と統合』展 ~ティーチャーズ・デイ~」を開催しました。ティーチャーズ・デイでは、現在開催中の展覧会の自由鑑賞、美術館活用についての相談会を実施しています。あわせて今回は、子どもたちの学びをより深める美術館活用のために「すべて未知の世界へ ― GUTAI 分化と統合」展(以降、具体展)の担当研究員による同展のみどころ紹介と、教育普及室によるスクール・プログラム紹介を実施しました。
この日は、小・中・高校・中高一貫校、特別支援学校の先生28名の方にご参加いただきました。展覧会の自由鑑賞では、1作品ずつじっくりと作品を鑑賞する姿や作品との距離を変えながら様々な角度から鑑賞する様子、さらには実際の引率時の様子をシュミレーションされているのか展示室全体を見渡す姿なども見られました。
相談会では、今回の具体展での来館を検討されている先生からの具体的なご相談から、どのように具体美術協会の作品を児童に紹介すればよいか等、その内容は多岐にわたりました。
具体展のみどころ紹介、スクール・プログラム紹介にも、18時という遅い時間にもかかわらず、たくさんの先生にご参加いただき、熱心にメモを取りながら研究員の話に耳を傾け、紹介終了後には来館前の事前事業でも活用していただける鑑賞教材「国立美術館アートカード・セット」(※)を実際に手に取り、活用を検討される姿が見られました。
当館では、学校そして子どもたちに寄り添いながらより充実した美術館での活動が行えるよう「先生のためのプログラム」を定期的に開催しています。
ご来館いただいたみなさん、ありがとうございました。ご来館を検討するにあたって、ご質問等があればお気軽に教育普及室までお問い合わせください。またのご来館、お待ちしております。[K.Y]
※国立美術館アートカード・セットに関する詳細はこちらから
スクールプログラムお問い合わせ先
国立国際美術館 教育普及室
電話:06-6447-4680(代)平日10時〜17時


