クリックして拡大 2020年の春、わたしたちの生活は未知の感染症によって大きく様変わりしました。今なお世界は混沌の中にあり、多くの人々の生活には不安の霧がかかったままです。そんな中だからこそ、私たちは自らの身体をよりいっそう見つめ、いのちの不思議やそのよろこびに思いを致さない日はありません。 人間にとっての根源的なテーマ「生と死」は、芸術においても重要なテーマであり続けてきました。今回のコレクション展は「つなぐいのち」と題して、新収蔵作品を含む約110点の作品をご覧頂きます。人の誕生、成熟、老い、死、そこに流れる時間、記憶と忘却、生の可笑しみと哀しみなど、いのちにまつわるさまざまなテーマに関連する、選りすぐりの作品をご紹介します。 出品作家:馬六明、はまぐちさくらこ、サニー・キム、岩永忠すけ、村瀬恭子、米田知子、O JUN、ローリー・トビー・エディソン、クリスチャン・ボルタンスキー、木下晋、館勝生、マイケル・ハイザー、村岡三郎、チョン・ソジョン、キキ・スミス、福岡道雄、篠原有司男、島袋道浩、須田悦弘、ジョアン・ミロ、ヘンリー・ムア、高松次郎、マーク・マンダース、ロバート・ゴーバー コレクション2:つなぐいのち− フロアガイド日英 ※常設展示作品 マリノ・マリーニ《踊子》は、国立美術館巡回展「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年」(2022年4月より広島県立美術館、大分県立美術館へ巡回)へ出品予定のため、現在展示されておりません。 O JUN《四股(性的人々)》 1997-98年国立国際美術館蔵 © O JUN チョン・ソジョン《最後の喜び》 2012年国立国際美術館蔵 © Sojung Jun はまぐちさくらこ《世界でいちばんつよいぼく》 2009年国立国際美術館蔵 島袋道浩《人間性回復のチャンス》 1995年国立国際美術館蔵 関連イベント 終了しました 展覧会関連 キュレーター・トーク 2022年4月30日(土) 開催日 2022年2月8日(火)– 2022年5月22日(日) 開催時間 10:00─17:00 ※金曜・土曜は20:00まで(入場は閉館の30分前まで) 休館日 月曜日(ただし、3月21日(月・祝)、5月2日(月)は開館し、3月22日(火)は休館) 主催 国立国際美術館 協賛 ダイキン工業現代美術振興財団 感染防止策チェックリスト 観覧料 一般 大学生 430円(220円) 130円(70円) ( )内は20名以上の団体料金 高校生以下・18歳未満・65歳以上無料(要証明) 心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明) ※本展は同時開催展「感覚の領域 今、「経験する」ということ」の観覧券でご観覧いただけます 夜間割引料金 (対象時間:金曜日・土曜日の17:00 ─ 20:00)一般250円 大学生70円 無料観覧日:2月12日(土)、3月5日(土)、4月2日(土)、5月7日(土)、5月18日(水) 『コレクション2:つなぐいのち』優待一覧はこちら 感染防止策チェックリスト