3月29日に兵庫県立加古川東高等学校美術部1・2年生5名が来館されました。
美術部の活動では、油絵や立体作品の制作に取り組んでいるとのことで、春休み等の長期のお休みを利用して近隣の美術館や大阪、京都等に行かれるそうです。
当館への来館は初めてということでオリエンテーションでは美術館の歴史、建物について紹介しました。また、「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」の紹介の際には、当展示では、グループ展にもかかわらず、同じ作家による作品数が多く、特にパブロ・ピカソの作品数は多いので、画風の変遷を楽しむことができることや、複製ではなかなか再現しづらいクレーの色について等、普段から油絵等に取り組まれているみなさんに向けて、少し詳しく展覧会や作品についてお話ししました。
展示室では、「たくさん作品があるので、作品を見るペース配分が難しい…」と言いながらも章解説までじっくりと読み1点、1点作品を楽しむ姿が見られました。
当館の後はお隣の大阪中之島美術館さんへ向かわれるとのこと。両館に展示されている作品から自身の制作のインスピレーションを得られたのではないでしょうか。兵庫県立加古川東高等学校美術部1・2年生のみなさん、ご来館ありがとうございました。またのご来館お待ちしています。[K.Y]

