3月2日に島根県から開星高等学校2年生77名が来館されました。
2グループに分かれて、別の時間帯に講堂でオリエンテーションを受けました。スタッフからは、島根県の学校から大阪にいらしていただいたので、大阪府の地図を掲示しながら当館の位置を示したりするなど、当館についてのお話を関西圏からご来館くださる生徒さんたちに対してよりも丁寧にお話ししました。「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」と「コレクション2 特集展示:メル・ボックナー」の紹介も受けた後、会場へと進みました。
「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」では、ほとんどの作品が撮影可能ということもあり、自らのスマートフォンで撮影する生徒さんもいらっしゃれば、撮影しない生徒さんもいらっしゃいました。撮影するにしても、次々と闇雲に撮影することなく、明らかに選択して撮影しているということがわかる撮り方でした。その様子を見ているだけでも、それぞれ独自の美術館を楽しむスタイルや作品に対する見方がすでに垣間見られ、とても興味深かったです。
ドイツの美術館のコレクションと大阪の美術館のコレクションはいかがでしたでしょうか。地元の美術館のコレクションも見に行っていただけたら嬉しいです。
開星高等学校2年生のみなさん、ご来館ありがとうございました。[Y.F]