国立国際美術館

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学校団体鑑賞

大阪市立姫島小学校

2022年12月8日(木)

12月8日に大阪市立姫島小学校5年生64名が来館されました。

今回来館されたみなさんは、3学期に企業との協働で照明をプログラミングする作品を制作するため、その準備として、学校での版画制作やお互いの作品を鑑賞する授業を行います。その授業に向けて来館されました。来館前の事前授業として、白髪一雄《天雄星 豹子頭》(1959年)を対話により鑑賞し、形、色、校正、配置等の観点にわけて気づきを記録する活動に取り組みました。

講堂でのオリエンテーションでは、美術館の紹介とあわせて「すべて未知の世界へ ― GUTAI 分化と統合」展の中から3点の作品をスライドで鑑賞しました。事前授業の成果を存分に発揮し、鷲見康夫《作品》(1960年頃)では「白と赤でビビットな感じ」といった作品の色にまつわる印象から、これまで見たものと結び付けて「骨がつながっている」「蜘蛛の巣」「手の指紋」のように見えるといった、たくさんの意見がとめどなく聞かれました。

展示室では、『アクティヴィティ・ブック』(※)の「09にたもの」「08ひとりごと」に取り組み、学校が作成したワークシートに一番のお気に入りと気づいたこと感じたことを記入していました。事前授業で鑑賞した白髪作品の前で多くの子が立ち止まりじっくりと鑑賞する様子や、白髪一雄の別の作品と見比べる姿も見られました。また、オリエンテーションで紹介した鷲見康夫《作品》では、「スライドではわからなかったがよく見るとブラシの跡のようなものがある」とスライドと実際の作品を比較し、新たな気づきを得ながら作品を楽しむ姿が印象的でした。とにかく作品を隅から隅まで細かくじっくり見る子たちで、その集中力に驚くとともに、今回の鑑賞の記憶とともにどんな作品が創られていくのかとても楽しみになりました。

大阪市立姫島小学校5年生のみなさん、ご来館ありがとうございました。またのご来館お待ちしています。[K.Y]

※アクティヴィティ・ブックに関する詳細はこちらから

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