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先生のためのプログラム

先生のための鑑賞プログラム2024「梅津庸一 クリスタルパレス」展 ~ティーチャーズ・デイ~

2024年7月12日(金)

7月12日に「先生のための鑑賞プログラム2024『梅津庸一 クリスタルパレス』展 ~ティーチャーズ・デイ~」を開催し、17名の先生が参加しました。

本プログラムでは、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生を対象に、事前に申し込まれた教職員ご本人に限り、「梅津庸一 クリスタルパレス」展(6月4日~10月6日開催)を自由に鑑賞することができます。また、当館への来館を検討している、美術館の活用方法を知りたいなど、ご質問がある先生は個別に相談もできます。

相談会には参加者のうち5名が来場し、それぞれの先生から美術館での活動内容や鑑賞授業の方法についてのご質問、ご相談がありました。
現代美術が好きな小学校の先生からは、2025年2月から開催予定の特別展「フェリックス・ゴンザレス=トレス」(仮称)に児童を連れて来たい、展覧会の内容を小学生が理解できるか、具体的に美術館でどのような活動ができるかなどのご質問を受けました。学年によっては、作家のコンセプトを詳細に理解することは難しいかもしれないが、理解するというよりは、児童自身が作品を見て、それぞれの年齢に応じて感じるもの、考えるものがあるはずで、そのような鑑賞を大切にしていきたいということをお伝えしました。1学年の人数が10名程度なので全学年が来館できる可能性もあるということで、鑑賞サポートツール『アクティヴィティ・ブック』(※)の学年に合わせた取り組み方も紹介しました。
相談会に来場される先生方からは子どもたちに美術館で作品を見てほしい、美術に親しんでほしいという熱意が感じられました。美術館もその想いに応えられるよう、今後も、それぞれの学校と子どもたちに少しでも即した内容を先生方と一緒に考えていきたいと思います。

ご来館いただいたみなさん、ありがとうございました。本プログラムの開催日以外でも、美術館への来館を検討し、ご質問やご相談ごとがありましたら、お気軽に教育普及室までお問い合わせください。[F.A]

スクールプログラムお問い合わせ先
国立国際美術館 教育普及室
電話:06-6447-4680(代)平日10時〜17時

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