紙や板に言葉を記し、掲げる。シンプルな行為によって、プラカードはメッセージを伝え、問いを投げかけ、社会を揺り動かす力にもなります。
1961年、美術家の田部光子は「プラカードの為に」と題した文章において一枚のプラカードが社会を変える可能性を語り、厳しい現実や社会に対する抵抗の意思や行為、そのなかに見出した希望を表現に託しました。
田部の言葉をタイトルに借りた本展覧会は、それぞれの生活に根ざしながら、生きることと尊厳について考察してきた7名の作品で構成します。
出品予定作家:田部光子、牛島智子、志賀理江子、金川晋吾、谷澤紗和子、飯山由貴、笹岡由梨子
- 会期
- 2025年11月1日(土) - 2026年2月15日(日)
- 開催時間
- 10:00 – 17:00、金曜は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで - 休館日
- 月曜日(ただし11月3日、11月24日、1月12日は開館)、11月4日、11月25日、1月13日、年末年始(12月28日-1月5日)
- 主催
国立国際美術館
- 協賛
公益財団法人ダイキン工業現代美術振興財団
- 観覧料
一般 大学生 1,500円(1,300円) 900円(800円) ※( )内は20名以上の団体料金および夜間割引料金(対象時間:金曜の17:00 – 20:00)
※高校生以下・18歳未満無料(要証明)
※心身に障がいのある方とその付添者1名は無料(要証明)
※本料金で同時開催の「コレクション2」もご覧いただけます