オノデラユキ写真展

会期: 2005年2月5日~4月17日

オノデラユキ(1962年東京生まれ)は、パリを拠点に国際的に活躍する写真家です。第1回写真新世紀展で受賞後、93年 にフランスに渡り、 95年に都内3ヵ所で開いた個展「DOWN」で一躍注目されました。以来、代表作「古着のポートレート」をはじめ、ラベルの剥がれた缶詰が宙を舞う不思議な写真 「C.V.N.I.」やカメラ内にビー玉を忍ばせて撮影した写真「真珠のつくり方」、あるいはどこか見覚えのある人型のシルエッの写真「transvest」などの連作を次々と発表。 2003年には写真集『カメラキメラ』により、第28回木村伊兵衛賞を受賞しました。
オノデラユキの写真には、古着、缶詰、鳥、カメラ、ピンボケの歪んだ顔、闇に光る家、人影など、一見ありふれた日常の断片が登場します。 しかし、どの写真も、オノデラの遊び心溢れる発想に裏打ちされた、思いもかけない視点で捉えられています。見慣れているはずのものが、 なぜか見慣れないものに見えてくる。そんなイメージの連鎖が、見る者を刺激してやみません。
本展では、これまでの代表的な連作に新作を加えた約50点によって、オノデラユキの写真世界を紹介します。

展示作品

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古着のポートレートNo.45
1997年 ゼラチン・シルバー・プリント 115×115cm 当館蔵
©Yuki Onodera

関連イベント

作者と語る

オノデラユキ氏によるトーク

  • ※2月5日(土) 午後2時から/B2階 展示場

20世紀美術入門講座

「東洋思想と抽象美術」 宮島久雄(当館館長)

  • ※2月16日(水) 午後2時から/B1階 講堂

ギャラリートーク

(担当学芸員による作品解説)

  • ※2月26日(土) 午後2時から/B2階 展示場

関連イベント

開館時間

午前10時~午後5時(入館は30分前まで)
夜間開館:2月11日、18日、25日、3月4日、 11日、18日、25日
午後7時まで(入館は30分前まで)

休館日

月曜日 (ただし、3月21日は開館、翌日休館)

観覧料

一般:420円(210円)
大学生:130円(70円)
高校生:70円(40円)

  • ※小・中学生、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者:無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金
  • ※コレクション展を含む
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