紙の世界

会期:1995年10月5日~12月3日

紙は古くから私たちの文明を支える重要な物質であり、また美術においては、素描、水彩画、版画の支持体としてその発展に大きく貢献してきた。さらに近年においては紙は、立体作品の素材として広く用いられるようになり、柔軟さ、軽さ、透過性といったその特質を生かした新たな表現がなされている。また平面作品においても従来のものと異なり、特別に製造した紙を用いることで、多様な表現がなされている。この展覧会は、紙による立体表現と、平面表現の多様な展開を紹介し、紙の芸術の現況と可能性を考えようとするものであった。
出品作品はインスタレーション、立体、平面、コラージュ、版画など、17作家の69点。

  • 入場者:総数12,964人(1日平均249人)
  • 主催:国立国際美術館
  • 助成:財団法人 花王芸術文化財団
  • 講演会:「今日の紙の造形」日時:10/14(土)講師−伊部京子
  • カタログ:「紙の世界」
    20.1×20.1cm/56ページ/カラー28点
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