会期:1994年9月1日~9月27日
京都で活動する作家を中心に、中堅・若手の染色作家15名によるグループ展である。それぞれの作家の技法や表現形態は異なるが、いずれも染めの伝統技法を習得しながらも、それに捉われることなく、現代造形作家として独自の表現を行っている作家たちである。
この展覧会はほぼ同期間に当館で開催した「近作展15 現代の染め−4人展」の併催展として企画したものであり、相互が補完して近代から現代への染色造形の展開を示す目的をもっていた。
本展は2・3階展示場を使用し、15作家の71点を展示した。