リチャード・セラードローイングと版画

会期:1994年 2月12日~3月27日

当館では、「ミニマル・アート」展(1990年)のとき、セラの立体作品を何点か展示したが、今回は、ドローイングと版画を展示する。セラの場合も、ドローイングは、完成作のための習作にとどまっていない。画家から出発したこともあって、描くことは、セラにとって格別の意味をもっているのである。オイルスティックによって濃密に描かれたドローイングにも、大型の版画にも色彩はないが、その代わり、従来の平面作品には見られない「重さ」とでもいうべきものがある。本展は、そうしたセラのドローイングと版画を集めた、日本の美術館ではじめての個展である。

  • 入場者:総数5,920人(1日平均156人)
  • 主催:国立国際美術館
  • カタログ:「リチャード・セラ ドローイングと版画」
    25.7×20.9cm/36ページ/白黒23点
    リチャード・セラ−ドローイングと版画(尾野正晴)/略歴
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