三尾公三展 −女のいる幻想空間

会期:1993年12月16日~1994年 1月30日

三尾公三は京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)で日本画を学び、その後洋画に転じ、1966年頃からエアブラッシュの素材と技法を京都市立工業試験所塗装科で約1年間ほど学習し、この技法の画家に転じ、それまでの作品などを全て処分する。筆触を排したアクリル絵の具吹き付けによる無機質的な画面で、現代人の心理を浮き彫りにする。また錯視的虚構空間を描出することで、二次元的空間を三次元化し、遠近法的に描出した架空の空間(画面)と巧みに接続させる。こうした三尾の描き出す画面を効果的に見せるためには、在来的でない展示法が必要となった。

  • 入場者:総数5,305人(1日平均161人)
  • 主催:国立国際美術館/大阪府/(財) 大阪府文化振興財団/朝日新聞社
  • 後援:(財) 大阪21世紀協会
  • カタログ:「三尾公三展−女のいる幻想空間」
    24.0×25.0cm/130ページ/カラー43点、白黒40点、参考図版11点
    三尾公三の人と作品(木村重信)/年譜/文献一覧(小口斉子)/展覧会歴/出品目録
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