津高和一展 −点・線・面のポエジー

会期:1993年 2月11日~3月14日

戦後日本の抽象絵画を代表する関西在住の画家、津高和一の世界を、油彩画130点によって紹介した。その作風は、50年代には太い線と比較的厚塗りによる抽象表現の造形が中心であったが、60年代に入ってからは、カリグラフィックな速い筆触を持つ叙情的抽象が主流になった。そして、70年代には、より簡素な色面と線描による平面的な表現へとうつりかわった。本展によって戦後の現代美術の歴史を果敢に切り開いてきた津高和一の世界をふりかえることができたと思われる。

  • 入場者:総数5,229人(1日平均187人)
  • 主催:国立国際美術館/大阪府/(財)大阪府文化振興財団/読売新聞大阪本社/読売テレビ
  • カタログ:「津高和一展 点・線・面のポエジー」
    24.0×25.0cm/176ページ/カラー48点、白黒82
    点、点・線・画のポエジー(木村重信)/津高和一と戦後日本美術(中塚宏行)/年譜/文献
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