今井俊満 ~東方の光~

会期:1989年4月8日~5月23日

今井俊満は1928年京都に生まれ、1952年に渡仏、パリで国際的前衛美術運動「アンフォルメル」に参加した。そのダイナミックで、重量感あふれる作品を通して、アンフォルメルの代表的な画家として国際的に高く評価されている。最近では、日本の伝統的なモチーフにもとづく「花鳥風月」の連作を発表し、新しい世界をきりひらいている。
本展では、初期の作品から、アンフォルメル時代の作品、70年代のジェストの作品を経て、今日の「花鳥風月」にいたる油彩、水彩、デッサンなど代表作190点を紹介し、戦後の美術の展開に大きな役割を果たしてきた今井俊満の世界を考察するものであった。
会場は4階、3階、2階(「花鳥風月」の作品)を使用した。
なお同展は、当館終了後、目黒区美術館(6月3日−8月3日)、いわき市立美術館(9月2日−10月1日)で巡回展示された。              

  • 入場者:総数10,379人(1日平均253人)
  • 主催:国立国際美術館/目黒区美術館/いわき市立美術館
  • 協力:今井俊満展実行委員会
  • カタログ:「今井俊満展~東方の光~」
    28×28cm/232ページ/カラー150点、白黒9点
    絵画=生の帰結としての『花鳥風月』(村田慶之輔)/今井俊満 その内外の奔流(矢内みどり)/「鳴り響く嵐」1963年作を巡って(佐々木吉晴)/風立ちぬ(ピエール・レスタニー)平川祐弘訳/風、彷徨、芸術についての基本的な考察 (ピエール・レスタニー)松浦寿夫訳/年譜
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