ジャスパー・ジョーンズ 版画 1960-1986

会期:1988年7月23日~9月6日

「ジャスパー・ジョーンズ 版画 1960−1986」は、日本で初めて開催されるジョーンズの大規模な版画回顧展である。ジョーンズは、何度かの来日をとおして私たちにもなじみの深い作家であり、十年前には総合的な回顧展も開催された。彼にとって、版画というメディアが、絵画や彫刻と同じ価値をもっていることはいうまでもないが、特に、版画と絵画は、お互いにインスピレーションを分かち合う親密な関係を保っているのである。
今回開催される回顧展には、百三十点の作品で構成されている。年代的にも、最初のリトグラフ「標的」から議論を引き起こした新作まで網羅されており、私たちは、版画というメディアをとおして彼の思考の全貌を見極めることができるだろう。
この展覧会は、ニューヨーク近代美術館が組織した国際巡回展で、アメリカやヨーロッパで開催されたあと、日本の三つの美術館(原美術館、国立国際美術館、北九州市立美術館)を巡回した。会場には、三階展示室を使用した。

  • 入場者:総数7,470人(1日平均162人)
  • 主催:国立国際美術館/ニューヨーク近代美術館
  • 協力:日米友好基金
  • カタログ:「JASPER JOHNS A PRINT RETROSPECTIVE」(ニューヨーク近代美術館編集のカタログ)
    28.0×24.0cm/148ページ/カラー43点、白黒52点
  • パンフレット:「鑑賞の手引き−見ることと知ること」
    28.0×24.0cm/12ページ
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