2月8日に大阪YMCA国際専門学校 高等課程 表現・コミュニケーション学科選択芸術1~2年生19名が来館されました。
昨日の同校からの来館に続き、本日は別のコースのみなさんが来館しました。オリエンテーションでは、選択芸術コースのみなさんということでメル・ボックナーの作品では作家が展示に際して来日した時に語った「数字や言葉は誰にでも使うことができる。数えることも語ることもできるがその使い方は自分だけのもの」という言葉を紹介しながら、ぜひみなさんなりに数えたり、考えたりしてほしいと投げかけました。
展示室では、『アクティヴィティ・ブック』(2007年度版※)のアクティヴィティ「____さんに作品紹介」とあわせて、学校からの課題として、1年生はフリーページに自分だったらどんな石を置くか、どんな色が良いか、自分だったらどうするかを考える、2年生は空間を意識したスケッチに取り組みました。メル・ボックナー《セオリー・オブ・スカルプチャー(引用)》(1972年)に書かれている内容について「難しい!」と言いながらも、作品リストを片手に先生や友達と話す様子や、オリエンテーションの投げかけを受けて、友達と石を数えながら語り合う姿が見られました。また、展示室内を行ったり来たりしながら作品の配置を見比べる生徒など、それぞれの方法で作品に向き合っていました。生徒の中には昨日来館した生徒もいて、2日連続で鑑賞して今日と昨日では感じたこと考えたことが違ったのか、またの機会に教えてもらえたら嬉しいです。
大阪YMCA国際専門学校 高等課程 表現・表現コミュニケーション学科選択芸術1~2年生のみなさん、ご来館ありがとうございました。またのご来館お待ちしています。[K.Y]
※アクティヴィティ・ブックに関する詳細はこちらから

