会期:
2005年4月12日~5月22日
19世紀後半のフランス、アール・ヌーヴォー芸術を代表する工芸家エミール・ガレ。本展覧会はガレの没後100年を記念し、その幅広い創作活動の全貌を、約200点の出品作品により解き明かすものです。出品作品のうち約40点は、オルセー美術館、エルミタージュ美術館など、海外の美術館からの選りすぐりの名品で、過半数が日本初公開。なかでもデンマーク王室のコレクションは、現在でも王室内の一角を華麗に飾っているものです。また国内からも北澤美術館の名品や、今まで公開されていなかったポーラ美術館のコレクションが出品されるなど、ガレが達成した広範な創造の世界と奥深い芸術への理解を深める絶好の機会となる展覧会です。
花器「フランスの薔薇」1901年頃
ガラス 高さ43.0×幅33.5cm
北澤美術館蔵
彫刻「手」1904年
ガラス 高さ33.4×幅13.4cm オルセー美術館蔵
© PhotoRMN / © Hervé Lewandowski
講演会
「エミール・ガレ ~創作の奇跡」 鈴木 潔氏(美術史家)
講演会
「ガレとガレ工房をめぐって」 山根郁信氏(ガレ研究家)
開館時間
午前10時~午後5時、金曜日は午後7時
(入館は閉館の30分前まで)
休館日
4月18日(月)、22日(金)、5月 9日(月)、16日(月)
観覧料
当日:一般1,200円/大・高1,000円/中・小1,000円
前売:一般900円/大・高700円/中・小700円
団体:一般500円/大・高300円/中・小300円