清水九兵衛展 アフィニティー/親和の神話

会期:1995年6月1日~7月30日

アルミニウムを素材とした彫刻の制作によって知られる清水九兵衛の代表作品71点、およびドローイング、野外彫刻作品の写真によって構成された展覧会。
洗練された簡潔なフォルム、アルミニウムのもつ暖かみのあるマチエールと触覚的な美を特色とする作者の彫刻作品の世界は、現代彫刻にあたらしい領域を切り開くものとして高い評価を受けているが、本展はこうした清水九兵衛の本格的な回顧展である。
展示においては、1968年の初期の真鍮を素材とした作品から、 1年間のヨーロッパ滞在を経て1971年に発表されたアルミニウムによる構成的な抽象作品、さらには1974年以降の周辺空間、環境、建築などとの親和 (アフィニティー)をテーマとした作品群、そしてアフィニティー以後の「MASK」「WIG」「TRAVERSE(移行)」「CORRESPONDING FORM(京空間)」などを系統的に紹介し、作者の初期から今日にいたる制作活動の全体像を明らかにする内容となった。

  • 入場者:総数5,921人(1日平均114人)
  • 主催:国立国際美術館/大阪府/(財) 大阪府文化振興財団
  • 後援:(財) 大阪21世紀協会
  • 講演会:「作品と素材」日時:06/24(土)講師−清水九兵衛
  • カタログ:「清水九兵衛展 アフィニティー/親和の神話」
    24.0×25.0cm/94ページ/カラー28点、白黒61点
    外部空間とのAFFINITY(木村重信)/清水九兵衛 その人と芸術(中塚宏行)/略年譜/参考文献一覧/展覧会歴/出品リスト
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