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コレクション1:越境する線描

会期: 2020年4月4日(土)-6月14日(日)

紙のうえに線を引く。気安く速いその営みは、絵画や彫刻のようなジャンルにはなりえません。構想のため、備忘のため、練習のため、確認のため、等々と、線描は伝統的に「完成」以前の準備段階とみなされてきたからです。しかしこの実践は、近現代美術の諸実践において重要な位置を占めるにいたりました。完結していない画面や、中途半端に残る痕跡という、その否定的(とされてきた)要素を逆手に取るかたちで、芸術家たちは、制作することの膠着状態を軽やかに乗り越えようとするでしょう。今回のコレクション展では、線描という行為がもつ可能性をあらためて問い直します。

出品作家
ジュール・パスキン、パブロ・ピカソ、ヘンリー・ムア、キキ・スミス、ヴォルス、クリスト、今村源/松井智惠、パナマレンコ、マーク・ダイオン、ヤノベケンジ、ライアン・ガンダー、中原浩大、落合多武、Mr.、森千裕、青木陵子、阿部芳文/瀧口修造、ピエロ・マンゾーニ、ファウスト・メロッティ、河原温、柳幸典、湯原和夫、泉太郎、サイ・トゥオンブリー、ジグマー・ポルケ、宮脇愛子、伊藤存、須藤由希子、法貴信也、村瀬恭子、杉戸洋、中原浩大、金氏徹平、和田真由子、今村源

  • 主催:国立国際美術館
  • 協賛:ダイキン工業現代美術振興財団

関連イベント

ギャラリー・トーク

講師:福元崇志(国立国際美術館主任研究員)

  • ※4月25日(土) 14:00~/B2階 展示室
  • ※参加無料(要観覧券)、当日13:30から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します(先着90名)

ギャラリー・トーク

講師:福元崇志(国立国際美術館主任研究員)

  • ※5月29日(金) 18:00~/B2階 展示室
  • ※参加無料(要観覧券)、当日17:30から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します(先着90名)

関連イベント

開館時間

10:00 ─ 17:00、金曜・土曜は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで

休館日

月曜日(ただし、5月4日(月・祝)は開館)

観覧料

一般 430円(220円) 大学生 130円(70円)
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生以下・18歳未満・65歳以上無料(要証明)
※心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明)
※本展は同時開催の「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」展の観覧券でご観覧いただけます。

夜間割引料金  (対象時間:金曜日・土曜日の17:00 ─ 20:00)一般250円 大学生70円
無料観覧日 4月4日(土)、5月2日(土)、5月16日(土)、6月6日(土)

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