新収蔵作品展

会期:1979年3月29日~5月13日

この展覧会は、昭和52、53年度に当館が購入、寄贈などで収蔵した作品を一堂に集めて紹介するために行ったものである。
当館は、日本美術と外国美術との国際的な交流を明らかにすることを目的としている。その意味で当館のコレクションは、歴史はじまって以来の国際交流の活発な時代である現代の世界美術の収集に重点をおいている。
開館以来、二年に満たぬ短い期間に、上記の方針で購入してきた作品、および旧大橋嘉一コレクションをはじめとする寄贈作品に、京都国立近代美術館からの一時管理換による作品およびコレクターからの寄託品などもあわせて、3階、2階、1階各展示室およびロビー、ラウンジ、屋外展示場に展示した。
出品作品のうち、53年度のいわゆる「ドルベらし」の補正予算による特別購入のパブロ・ピカソ、アレキサンダー・カルダー、ロバート・ラウシェンバーグの作品と、また古美術の持つオリジナリティを今日新しくとらえなおす優れた一つの途を提示した、石元泰博撮影の国宝「両界曼荼羅図(伝真言院曼荼羅図)」写真などが特に注目を集めた。

  • 入場者:総数10,544人(1日平均264人)
  • 主催:国立国際美術館
  • パンフレット:「新収蔵作品展」
    25.8×18.3cm/白黒2ページ
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