アクティヴィティ・パレット

じぶんをみつめるメガネをつくってみよう

提案者:潘 逸舟

じぶんをみつめるメガネ

【用意する物】

    ・メガネ

    ・ミラーシートあるいはミラースプレー

    ・型取り用の紙

【作り方】

ミラーシートを使用する場合

    ① メガネの内ガラスに型取りの紙をあてて型をとる。

    ② 型取りした紙に合わせて、ミラーシートを切る。

    ③ ミラーシートをメガネの内ガラスに埋め込む。

    ④ メガネのミラー以外の部分は好きなデコレーションをしたりすることができる。

    ⑤ 完成した「自分を見つめるメガネ」を装着してみる。

ミラースプレーを使用する場合

    ① メガネの内ガラス以外の部分を養生する。

    ② メガネの内ガラスにミラースプレーを均等に吹き付ける。

    ③ スプレーが乾いたら、養生の部分を剥がす。

    ④ メガネのミラー以外の部分は好きなデコレーションをしたりすることができる。

    ⑤ 完成した「自分を見つめるメガネ」を装着してみる。

このメガネの使い方は自由です。顔に装着すると、世界を見つめている「自分のまなざし」を見つめ返すことができます。あるいは、外で過ごしていて疲れたときや、自分だけの空間に浸りたいときに使用することをおすすめしています。

潘逸舟

潘 逸舟(作家)

1987年中国・上海生まれ、幼少時に青森に移住。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了後、現在は東京を拠点に活動している。上海で生まれ青森で育ったというアイデンティティを出発点に、社会と個の関係のなかで生じる疑問や戸惑いを自らの身体や周囲にある日用品を用いた映像作品やインスタレーション、写真、絵画など様々なメディアで表現している。近年の主な展覧会に、2020年「Thank You Memory — 醸造から創造へ —」(弘前れんが倉庫美術館)、2021年「MOTアニュアル2021 海、リビングルーム、頭蓋骨」(東京都現代美術館)、2022年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館)、2023年「ホーム・スイート・ホーム」(国立国際美術館)などがある。
(2024/3/14 時点)

今回のアクティヴィティを提案したおもい

このメガネをかけたら、世界を見つめている自分の目と向き合うことができます。今までは見えていなかった、違う世界が見えるのではないかと思って提案しました。

今実践していること

何もしないで、ひたすらぼーっとしていることを実践しています。簡単そうに見えて、意外と難しかったです。

今大切にしていること

表現できるということを忘れないこと。