木の建築と都市

会期:1995年4月6日~5月21日

日本の建築と都市は、幕末まで完全木造主義できたが、まったく例外を許さない、という木造百パーセントの完璧さを考えるとき、これは単なる建築材料や自然条件の問題ではなく、文化の問題というほかない。つまり、それは深く日本人の死生観にかかわっているのである。
たとえば、西洋人の死生観が、精神と肉体の理想化を求めたのに対し、日本人の死生観は、精神と肉体の常若(とこわか)に最上の価値を置き、死後の世界には比較的冷淡であった。建築材料としての木にどれだけ問題があっても、日本人は木のもつ若々しさや生命力を愛し、いっぽう、石は耐久性にどれだけすぐれていても、死者の空間にしか使用してこなかったのである。
本展は、もう一度、生きた自然材料としての木を見直し、現代都市における木の可能性を追求するために企画された。
出品作家は16人と2グループ、出品点数は30点であった。

  • 入場者:総数9,128人(1日平均223人)
  • 主催:国立国際美術館/「木の建築と都市」実行委員会
  • 協賛:大林組/鹿島/清水建設/竹中工務店/長谷工コーポレーション/三井建設
  • 講演会:「現代都市における木の建築」日時:04/22(土)講師−上田篤(京都精華大学教授)
  • パンフレット:「木の建築と都市」
    1枚(4つ折り)30.0×15.0cm/白黒17点
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