内藤 礼 みごとに晴れて訪れるを待て 近作展18

会期:1995年6月8日~7月30日

内藤礼は、1961年広島生まれ。85年武蔵野美術大学卒業。竹ひごや細い針金、種、木綿、糸、ガラス、などさまざまなものを、謎めいたテント空間に設置する独特の作品で知られる。91年の個展「地上にひとつの場所を」では、作品の内部に一人ずつしか入ることのできないユニークな見せ方を採用して、さらに話題を呼んだ。また92年には、当館の「彫刻の遠心力 この十年の展開」に出品。近年、国内外で活躍を続けている。
今回の新作「みごとに晴れて訪れるを待て」は、91年以来三年半ぶりの大作。当館1階の展示室全体を使って、直径17メートルの巨大な円形の作品が設置された。内部には、糸、はりがね、砂糖、ガラス、毛、種、石、貝、布、光などさまざまなものが置かれた。それらは何かを主張するのではなく、きわめて微細であるにもかかわらず、観客を包み込む空間全体にとって欠くことのできない存在だった。その場に居合わせた者にとって、実に不思議な感覚と記憶を残す作品として注目された。
なお、観客がよりよい状態で作品と出会えるように、会場には、監視員も監視カメラも置かず、入場も一人ずつで10分以内とした。内藤自身も作品の保守点検のため、会期中休まず作品のそばに待機した。

  • 入場者:総数5,921人(1日平均114人)
  • 主催:国立国際美術館
  • 協賛:株式会社資生堂/アサヒビール株式会社/日産自動車株式会社
  • 協力:太陽工業株式会社/TSP太陽株式会社/ササキセルム株式会社/Office Seven/長谷川逸子・建築計画工房/ペヨトル工房/[社]企業メセナ協議会
  • パンフレット:「近作展18 内藤礼」
    A4判/4ページ/カラー1点、白黒1点
    内藤礼(島敦彦)/出品リスト/略歴
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