ジュリアン・シュナーベル 歌舞伎絵画

会期:1989年6月10日~7月23日

シュナーベルは1951年生まれのアメリカの画家である。彼は、皿や陶器の破片などを貼り付けたカンバスに、死、生、愛なその永遠のテーマを荒々しく繰り広げたプレート・ペインティングでデビューし、「ニュー・ペインティング」(新しい表現主義絵画)のリーダーのひとりとみなされている。
今回展示された「歌舞伎絵画」は、1986年にニューヨークで発表され、大きな反響を巻き起こした作品である。「歌舞伎絵画」というタイトルからも分かるように、それらは日本の伝統的な演劇である歌舞伎からモチーフが取られている。歌舞伎の背景幕のもつ様式的な美と、シュナーベルの作品を貫く反様式的な美は、互いにそぐわないように見えるかもしれないが、おどろおどろしいイメージを共有している点において、両者が近しいものであることも事実なのである。
総数で十数点からなる「歌舞伎絵画」は、主に欧米美の美術館やコレクターに所蔵されているが、今回の展覧会では、ほぼ全作品(十二点)が出品された。なお、この展覧会は、9月から10月にかけて、世田谷美術館でも開催された。

  • 入場者:総数5,136人(1日平均135人)
  • 主催:国立国際美術館
  • 協賛:エーシーアンドティーコーポレーション
  • カタログ:「ジュリアン・シュナーベル 歌舞伎絵画」
    25.4×20.9cm/32ページ/カラー14点
    シュナーベルの「歌舞伎絵画」(尾野正晴)
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