カレル・アペル展

会期:1989年 1月5日~2月5日

カレル・アペルは、現代オランダを代表する画家、彫刻家で、1948年に前衛美術運動のグループ「コブラ」の創設に参加し、その独自の表現主義的な作風によって戦後美術の一つの原点として大きな影響をおよぼしてきた。彼の作品は、現代人の内奥にひそむ原初的な感情を、動物、鳥、子供などを主なモチーフに、激しい筆触と鮮やかな色彩によって蘇らせている。このような生命観に富んだイメージは「コブラ」の時期から再近作までアペルの作品に一貫して見られる特色と言えよう。
本展では、油彩画61点、彫刻・レリーフ12点、ドローイング20点によってアペル四十年余の足跡を回顧した。戦後美術の重要な一面をふりかえる美術史的な意義とともに、現代美術に初めて触れる人々や子供たちにとっても魅力のある展覧会であった。
なお、本展は、当館終了後、西武美術館(3月4日−4月4日)、栃木県立美術館(4月16日−6月11日)、広島現代美術館(6月24日−7月23日)へ巡回した。

  • 入場者:総数3,484人(1日平均124人)
  • 主催:国立国際美術館
  • 後援:文化庁オランダ大使館/(財)国際文化交換協会
  • 協力:フジテレビギャラリー/近鉄百貨店
  • 協賛:KLMオランダ航空会社/ハイネケンビール
  • カタログ:「アペル展」
    27×22.5cm/132ページ/カラー93点、白黒9点
    序文(エディ・デ・ヴィルデ)/カレル・アペルとの対話(インタヴュアー:エディ・デ・ヴィルデ)/カレル・アペル1947-1960(ミシェル・ラゴン)/同時代精神のカレル・アペル(サム・ハンター)/カレル・アペル 残された道、官能の狂気(ドナルト・カスピット)/色彩と精神の恋の物語(ジャン=フランソワ・リオタール)/年譜・個展歴/主要文献
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